2009/05/22 (Fri) ふと。

書道というか習字をやりたくなった。

一人暮らしをしている今となっては筆や墨、半紙といった必要な道具は持っていないし、すぐには無理な話だが
筆を使って書く文字というのはそれでしか出せない独特な印象が出せて好きだったりする。

「永」という字には必要な「とめ」「はね」「はらい」といった最低限の基本が揃っていて
これが綺麗に書けるようになればそれなりに上達している、といった話を聞いたことがあり、
一生懸命、何回も何回も練習したっけな、と。そんなことを思い出したのだった。

ところで「永遠」の「永」という文字がそんな特徴を持つ文字だというのもなんだか神秘的だと感じる。
漢字はたまにそういう偶然か、はたまた必然かはわからないが
作られた経緯が素敵だったりとか、持っている意味合いが素敵だったりするから面白い。
中国のそういう歴史や文化はきちんと評価されてもいいんじゃないか。


閑話休題。


習字と言えば、中学３年まで友達のおばあちゃんに習字を習っていた。
そこでは通信学校に作品を提出する形を取っていたのだが、
それで最高レベルまで到達できるほどにまで教えていただいていた。

もう全然筆で文字なんて書いていないし、
レポート等もパソコンでばかりこなしてるから文字もどんどん汚くなっちゃっている
すっかり過去の栄光となってしまっていて、今となっては勿体ないと思うことしきりである。

習字がしたくなったときに、その先生のことも同時に思い出した。
冷静に考えたらもう当時既に高校入試のことで頭がいっぱいだったせいもあり、
きちんと挨拶にもいけず、ろくに感謝の言葉も述べられないまま
ずるずると今に至ってることに気づいてしまい悲しくなった。


いつも物腰がおだやかで、やる気がなかったり、適当なふざけた態度を取っていてもいつも優しく接してくれた。
習字以外にも俳句の作り方とか、季語を通して季節の面白さ等を教えてくれたのも先生だった。
思い出ていたらあの頃のことがなんとなくフラッシュバックしてちょっと、切なくなった。


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なんか微妙に真面目臭い文体になっちゃった　はずかしい
しかも絶対文脈とかおかしい　しねる